auショップでのSIMロック解除の手順を解説。
「Xperia z4」(エクスぺリアz4)を中古ショップで購入してauショップでSIMロック解除してきました。
auのホームページでSIMロック解除できると紹介しているサイトも多いですが、HPでできるのは自分がauで契約したスマホのみ。中古ショップで買った場合はauショップでの解除が必要ですよ!
追記:2017年12月1日からはauも中古スマホのSIMロック解除が不可になりました。
さらに追記:2019年9月1日から中古スマホのSIMロックが可能に。
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今回SIMロック解除したのはXperia z4のau版です。SIMロックを解除するとau以外のキャリアでも使えるようになるので、SIMフリー携帯と同じような扱いになります。
SIMロック解除は購入から6ヶ月以上経過という条件つき
対象機種ならいつでもSIMロック解除できるわけではありません。SIMロック解除には条件があり、購入してから6ヶ月以上経過している必要があります。
※2017年8月1日からは、分割払い・一括払いのどちらで購入した場合でも、購入日から101日が経過すればSIMロック解除の手続きが可能になります。さらに、2017年12月1日からは一括払いで購入した場合、支払いの確認後すぐにSIMロック解除が可能に。(条件あり)
中古を購入した場合は購入時期がわからないこともあるので、いつからロック解除可能か明示してくれているショップで購入するのが安心。
オークションで購入の場合はしっかり購入時期を質問して信頼できる出品者さんから購入するのがおすすめ。
インターネットで解除の場合は条件あり
SIMロック解除の方法はネットとauショップの2通りあります。自分で契約したスマホをSIMロック解除したい場合はインターネットで手続きするのがおすすめ。auのホームページから手続きすることができます。
※ただし、中古ショップで買ったスマートフォンの場合はauのホームページで手続きすることはできません。
中古スマホを買った人はauショップで
ネットショップやオークションで中古スマホを購入した場合、インターネットではSIMロック解除できません。お金はかかりますが、auショップで手続きしてもらいましょう。
機種によってはSIMロック解除コードというのを購入する方法もあるようですが、非公式の方法です。(サイトも英語で難易度高めです)また、Amazonなどで売られているSIM解除ツールもあるようですが、これも非公式。
値段も変わらないのでショップで手続きするのがおすすめです。
ショップでSIMロックしてもらうときに必要なもの
- スマートフォン本体
- スマホが入っていた箱(あれば)
→製造番号がわかるとスムーズに手続きできます。 - 身分を証明できるもの(運転免許証とか)
→手続き時に提出が必要です。コピーを取られることも - 3240円(解除料金)
auショップでの手続きの流れ
auショップで受付をする
auショップに入ったらまず受付をしましょう。一番下の「その他」のボタンです。 呼び出されるまで待ちましょう。お店によっては先に要件を聞きに来てくれる場合もあります。
スマートフォン本体と箱、本人確認資料を提出
スマートフォンはみられましたが、実際に操作されるわけではなかったので充電はしていかなくて大丈夫です。
店員さんにはいつ購入したのか聞かれました。(わからなくてもSIMロック解除はしてもらえるのでご安心を)箱に製造番号が書いてあったのでそこから検索できたみたいで、ロック解除できますと言われました。本人確認資料はコピーされました。
店員さんから説明を聞く
持ってきたスマートフォンがSIMロック解除できることを確認できると、店員さんがSIMロック解除について説明してくれます。
- 他社のSIMでの動作は保証しません
- もう一度SIMロックできません
- SIMロック解除には後で再起動する必要があります
といった内容でした。他社でのSIMでの動作保証しませんって言われるとちょっと不安になってしまいますが、トラブル防止のためなんでしょう。SIMロック解除して困ることは基本的にありません。
説明事項を確認してサインしてお会計
説明した内容が書いてあるのでここにサインしてくださいと言われてサインしました。(電子署名でした)サインしたらお会計です。
SIMロック解除の料金は税込3240円。インターネットで手続きしたら無料なのにauショップで手続きしたら3240円てちょっと高くない?と思うのですが、非公式のツールを購入する勇気はなかったです。
書類受け取りして完了
レシートと、SIMロック解除についての説明が書かれた紙を受け取って完了です。
auショップで手続きにかかった時間は約10分
手続きにかかった時間は約30分です。待ち時間含めての時間なので、実際に呼び出しされてからの手続き時間は10分程度です。
中古で買った端末なので何か聞かれるんじゃないかとどきどきしていましたが(特に悪いことしているわけじゃないけど)、実際は店員さんも慣れていて淡々と手続きしてもらったという印象です。
家に帰ってから格安SIMを使うまでにする手続き
auショップでSIMロック解除は完了しましたが、格安SIMや、他社携帯(docomoやsoftbankなど)で、このスマホを使う場合は家でちょっと操作する必要があります。
そのあたりのことはauショップで説明の紙をもらうのでそれに従ったら大丈夫。といってもしたのは再起動くらい。しかも勝手にSIMカード抜いた時とさした時に勝手に再起動になったので実質自分での操作は何もしてません。
一応手順としては
他社SIMを挿入してWi-fiに接続 →携帯で「設定→端末情報→SIMカードの状態→SIMカードの情報を更新」
でできるようです。
SIMロック解除で何が変わる?
SIMロック解除をしても見た目には何も変わりません。他社のSIMカードをさしても使えるようにau側でシステム的にいじるだけらしいので、auショップでスマートフォン本体を操作するわけではなかったです。スマートフォンを触って操作するものだと思っていたので拍子抜けでした。
もともと入っているアプリもそのまま(auスマートパスのアプリとか)だし、インターネットのホームもauのページのままです。起動時もauの文字がばーんと出ます。
対象機種
SIMロック解除が義務付けられたのが2015年5月以降なのでそれ以降に販売された機種が対象です。 とりあえずわかっている分をあげておきます
iPhone SE(Apple)
iPhone 6s(Apple)
iPhone 6s Plus(Apple)
iPad Pro(Apple)
iPad mini 4(Apple)
Qua phone PX(auブランドモデル)
Qua phone(auブランドモデル)
Qua tab PX(auブランドモデル)
Qua tab 01(auブランドモデル)
Qua tab 02(auブランドモデル)
HTC 10 HTV32(HTC)
HTC J butterfly HTV31(HTC)
DIGNO®rafre KYV36(KYOCERA)
GRATINA 4G(KYOCERA)
TORQUE G02(KYOCERA)
URBANO V02(KYOCERA)
isai vivid LGV32(LG Electronics)
Galaxy S7edge SCV33(SAMSUNG)
Galaxy A8SCV32 (SAMSUNG)
Galaxy S6edge SCV31(SAMSUNG)
BASIO2(SHARP)
AQUOS U SHV35(SHARP)
AQUOS SERIE SHV34(SHARP)
AQUOS SERIE SHV32(SHARP)
AQUOS SERIE mini SHV33(SHARP)
AQUOS K SHF33(SHARP)
AQUOS K SHF32(SHARP)
Xperia™ X Performance SOV33(Sony Mobile Communications)
Xperia™ Z5 SOV32(Sony Mobile Communications)
Xperia™ Z4 SOV31(Sony Mobile Communications)
Xperia™ Z4 Tablet SOT31(Sony Mobile Communications)
2015年の4月末に発売の
・Galaxy S6 edge SCV31(サムスン)
も対象です。
(2016年8月現在) こうしてみると、アップルもアンドロイドもかなりの機種がSIMロック解除対象機種になってきたので格安SIMや他社乗り換えの流れは加速しそうですね。
SIMロックは思ったより簡単
SIMロック解除があるから少しz4は敬遠していたけどスムーズに手続きできてよかったです。
Xperia z4はmineo(マイネオ)のSIM(Volte対応)で動作確認できました。
SIMロック解除できればmineoに限らず他の格安SIM(MVNO)や他社携帯に乗りかえできるようになるし、あとあと便利かも。
※2017年12月1日からはソフトバンクやドコモと同様、auも中古スマホはSIMロック解除不可になります。解除を考えている人はお早めにどうぞ。