【2019年4月追記】2019年の6月から受付の新しい料金プラン「ギガライト」と「ギガホ」との比較も追記しました。
ドコモから「ベーシックパック」という料金プランが発表されました。ポスターでは最安値2900円から使えると書いていて気になったので、料金とか評判を調べてみました。
2018年ベーシックパックと2019年ギガライトの違い【追記】
2019年6月から料金プランが変更に。
ギガライトというプランがベーシックパックと似た感じです。
詳しくはこちらに書きました↓
参考ドコモの新料金プラン「ギガホとギガライト」は高い?旧プランと比較しました
違いは料金プランのシンプルさ。
今までspモードとか無料通話オプションとか必須で選んでいたのがまとまった感じです。
料金的には人によってどちらがお得かは違ってきます。
参考ベーシックパックとギガライトを3人家族でシミュレーション比較【新旧どっちが安い?】
ベーシックパックとベーシックシェアパックの概要と料金
ベーシックパックの料金プランは、一人でも使える「ドコモベーシックパック」と家族で分けあえる「ベーシックシェアパック」の2種類。
まずは一人当たりの最低維持費で計算。
ベーシックパックなら月額料金が2,480円〜使えるようになります。(docomo withを併用すれば)。
2,480円なら、格安SIMの料金とそんなに変わりません。
docomo with(ドコモウィズ)はdocomo指定のスマホに機種変更したら毎月1500円割引になる制度です。
スマホの最新機種にこだわりがなければ普通にめっちゃお得。
6月以降は新規受付停止
docomo with(ドコモウィズ)は2019年6月以降新規受付を停止しています。
スマホ代を抑えたい人はスタンダードモデルがおすすめ。人気の機種をこちらにまとめています。
参考ドコモの機種変更で安いスマホはどれ?おすすめ機種の比較【2019年6月版】
すでにドコモウィズで割引を継続させたい人は条件をこちらにまとめています。
参考docomo with終了。割引を継続させてお得に使い続ける方法【機種変更前にチェック必須】
docomo withなしの場合でも、基本使用料など含めた合計月額使用料は4000円くらい〜
(パケット料金だけの最安値は2900円)使えるようになります。
ベーシックパックとベーシックシェアパックはそれぞれデータパックとシェアパックの新料金プランになっています。
新旧の料金を比較してみると、ベーシックパックもベーシックシェアパックも全体的にちょっとだけ値下さげれています。
docomoベーシックパックの落とし穴
料金が下がっているなら良いことだし、新料金プランに変えたほうがいいのでは?と思っている方、少し待ってください。
ベーシックパックは料金以外にも変更があり、いくつか注意しないといけない点があります。この辺りが改悪と言われている理由。
余ったパケットは繰越できません
ベーシックパックを適用した場合、余ったパケットを翌月に繰り越すことができません。
旧料金プランであるデータパック、データシェアパックの場合は繰越できました。
普段から繰越しているかどうか知らないというユーザーは関係ないかもしれませんが、普段から繰越を使っているユーザーには困る変更です。
パケットが超過すると自動的に料金が上がる
新料金プランはパケットを使えば使うほど、勝手に料金が上がります。
今までは自分の契約しているパケット以上使うと低速モードだったのですが、勝手に一段階上の料金プランにされるという感じ。
こっちの方が月額料金に関わってくるので気になる変更点です。
例)
1ヶ月のデータ使用量が0.8GB→1G分の料金
1ヶ月のデータ使用量が1.1GB→3GB分の料金
1GBの次は3GBなので、今まで2GBプランを使っていた人は毎月どれくらいのデータ量を使っていたか要確認ですね。
「毎月月末はパケット使いすぎてデータ制限かかってる」という人は、ベーシックパックにすると月額料金が一気に跳ね上がる可能性が高いです。
一番安いと2900円ですが、MAXまで使うと7000円です。そこにさらにオプションや基本使用料がかかってきます。月額料金の目安がわからないというのはかなり不安。
(ベーシックシェアパックはデータ量の上限をマイページで設定できるので、対応可能です。)
パケット料金が上がって高額請求にならない方法
新しい「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」では、使ったパケット量に応じて段階的にデータ通信料が値上げされるようになりました。
なので、ベーシックパックに変えると、いつもより使った時は今までデータ通信料が高くなることも。
高額請求にならないためには自分で確認が必要。
「データパック」では残り200MB、「データシェアパック」では残り1GBで次の料金になるときにメールでお知らせしてくれます。現状はこのメールを見ながら自分で調整ですね。
データシェアパックの場合はマイページからデータ量の上限を設定できます。
改悪だけじゃない。ベーシックパックの改善点
よくない点ばかり紹介してきたベーシックパックですが、よくなっている部分も。
最低料金がぐっと下がりました。
1GBプランの新設。ネットを使わない人には値下げ
ベーシックパックでは1GBのプランが新設されました。
今までの旧データパックでは、最低のデータ容量は2GB。
2GBは3500円ですが、1GBは2900円。ほとんど使っていない人にとっては実質の値下げ。
1GBからシンプルプランが組み合わせ可能で値下げに
1GBからシンプルプラン(980円)が組み合わせ可能に。
あまり電話をしない人や家族通話しか使わない人には嬉しい変更です。
シンプルプランというのは基本使用料でデータ利用料とは別にかかる料金です。
シンプルプランが無料通話がついていない分一番安く、「カケホーダイライト」、「カケホーダイ」の順に料金が上がります。
旧データパックでは、シンプルプラン(980円)が組み合わせられるのは5GBから。
5GB未満のデータ容量だと、無料通話がついているカケホーダイライト(1700円)以上のプランしかつけられませんでした。
1GBからシンプルプランを組み合わせることができるようになった分、最低料金が一気に下がりました。
シンプルプランが組み合わせれるようになったのは嬉しい。
ポイント
最低料金がグッと安く。
シンプルプラン組み合わせ可能になってさらに安く。
同じパケット量でも少なめのギガなら料金自体はちょっと値下げ。
ベーシックパックは誰が得なの?
ベーシックプランができて一番お得なのはライトユーザー。
具体的には以下の人(一つでも当てはまればお得)
- データ通信量が1G以下の人
- 通話をあまりしない(電話料金が1000円以下)の人
- 毎月のデータ使用量がほぼ変わらない人
データ通信量については、1GB未満のライトユーザーがお得。
これはベーシックパックで1GBの料金プランが新設されたからです。
目安は「基本LINEくらいしか使わないし、ネット検索も家のWi-Fiでするという人」
旧データパックの最低のデータ量が2Gがなくなり、少し割安な1Gのプランができたので、ライトユーザーは旧プランより月額料金が安くなります。
さらに、通話をあまりしない人もお得に。
カケホーダイライトからシンプルプランに変えることで、毎月のスマホ料金をさらに値下げすることが可能です。
また、上の二つに当てはまらなくても、毎月のデータ使用量にムラがなくほぼ同じという人は、新料金プランの方が安い場合が多いです。
ただし、毎月のデータ使用量を確認する必要があります。
これはドコモのカウンターで聞いてもいいし、マイページでもみれます。
管理できないといつもよりパケットを使ってしまった月は料金が上がります。
また、「月末に速度制限がかかるのは嫌」「快適にスマホでネットを使いたい」という人も、使ったパケット量の分だけ料金がかかるベーシックパックはおすすめ。
データや通話をあまり使わない人はベーシックパックに変更すると安くなる
新しくできたデータパックはデータ(パケット)をあまり使わない人や通話をあまりしない人にとっては嬉しい料金プランです。
ライトユーザーなら新プランにすることで月額料金が安くなりますよ。
さらに、今使っているスマホの本体料金を払い終わっていて、docomo with端末にしてない人は、この機会にdocomo with端末に機種変更するのがおすすめ。
毎月1500円安くなります。(結構大きい)
選べるスマホも増えて、ラインナップも充実。
参考ドコモウィズおすすめ機種は?全10機種を比較【docomo with】
ドコモのオンラインショップを利用して機種変更すると、事務手数料が無料になるのでさらにお得。
\オンラインショップは事務手数料無料 /
【実際に手続きしました】
手続き難しそう…という方はこちらの記事もどうぞ。
実際に手続きしたので、手順を画像つきで解説してます。
参考ドコモオンラインで機種変更。手続方法の画像付き解説【開通やデータ移行まで】
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