6月から始まっているドコモの新料金プラン、ギガホとギガライト。
公式では値下げという発表ですが、評判はイマイチ。
意外と安くなってない…
むしろ値上げでは?
そんな声も結構あったのですが、実際に計算してみないとわからない!とシミュレーションして比較してみました。
一人の値段で比較している記事は結構あったので、今回は家族3人で計算してみました!
比較したプラン
ギガホ(新料金プラン)
ベーシックパック(旧料金プラン)
ベーシックシェアパック(旧料金プラン)
公式サイトでもシミュレーションできます↓
公式料金シミュレーション|NTT docomo
注意
こちらに書いているのは一例です。データ容量(ギガ数)や選ぶプランによって料金は異なります。一概に新プランが安い、旧プランが安いとは言えないので、実際にご自分の使っているプランでシミュレーションしてみるのをおすすめします。
結論:旧料金プラン、docomo withとシェアパック利用が安かった
今回のシミュレーションは3人家族。
今回のシミュレーションの条件
データ容量はそれぞれ1G、3G、7Gくらい。合計10Gくらいに収まる。
電話はLINE電話か家族通話だから、無料通話はつけない。
ギガホも含めると面倒だったので、条件が似ているベーシックパックとギガライトの範囲で設定しました。
(設定されているギガ数の関係で完全に同じ条件で比較できていないのでそこはご了承ください)
まずは結論から。
今回のシミュレーションでは「ベーシックシェアパックとdocomowithを組み合わせた旧料金プランが最安値。ただし、docomo withなしだと新料金が安い。」でした。
一覧はこちらです。
新旧 | プラン名 | 3人合計の月額料金 |
旧 | 10Gベーシックシェアパック(with) | 10086 |
新 | 1/3/7Gギガライト | 10734 |
旧 | 1/3/5Gベーシックパック(with) | 12376 |
旧 | 10Gベーシックシェアパック(withなし) | 14586 |
旧 | 1/3/5Gベーシックパック(withなし) | 16876 |
ただ、旧プランが一番安かったといっても二番目に安い新料金プランとはほぼ差がありませんでした。(3人で600円くらいの差)
しかも3台ともdocomo withだった場合の話。
2台docomo withじゃなかったら新料金プランの方が全体的に安いです。
旧料金プランの詳細。docomo withかどうかで結構違います。
まずは旧プランであるベーシックパックとベーシックシェアパックで家族3人の料金を出してみます。
どちらの場合もdocomo withかどうかでかなり料金に差が出ました。
今、ドコモウィズの割引が適用されている場合は、機種変更や料金プランの変更前は継続適用できるか要チェックです。
10Gシェアパック 家族3人で10086円(withなしだと14586)
最安値のベーシックシェアパックとdocomoウィズを使った料金の内訳はこちら。
回線1(親回線 | 回線2(子回線 | 回線3(子回線 |
シンプルプラン 1058円 ベーシックシェアパック 9720円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
シンプルプラン 1058円 シェアオプション 500円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
シンプルプラン 1058円 シェアオプション 500円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
計 9482円 | 計 302円 | 計 302円 |
ドコモウィズを使わない場合は1500円/1人月額料金が高くなります。
シェアパックは親回線とか子回線とかややこしいけど、僅差で一番お得でした。
1/3/5Gベーシックパック 家族3人で12376円(withなしだと16876円)
3番目にお得な、それぞれがベーシックパックで契約(ベーシックシェアパックを使わない)した場合の料金明細です。
(シミュレーションで一気に出せなかったので一人ずつ計算して手で足してます。。。)
回線1 | 回線2 | 回線3 |
シンプルプラン 1058円 ベーシックパック(〜1G)3132円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
シンプルプラン 1058円 ベーシックパック(〜3G)4320円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
シンプルプラン 1058円 ベーシックパック(〜5G)5400円 インターネット接続 324円 docomo with -1620円 |
計 2894円 | 計 4082円 | 計 5162円 |
新料金プランより高い、「それぞれがベーシックパックで契約する」プラン、実は新料金プランより使えるギガ数は少ないです。
(回線3が旧プランは5GB設定。新料金プランは7GB)
7GB使えてベーシックパック(シェアパック使わない)の5GBより安いのは意外と優秀。
新料金プランの詳細。家族割が結構大きい。
新料金プラン(ギガライト)の明細です。
旧プランがdocomo withにするかどうか、シェアパックにするかどうかという選択肢が色々ありましたが、ギガライトはシンプル。
料金は単純にギガ数で決まるのでややこしくないです。
1/3/7Gギガライト 家族3人で10734円
回線1 | 回線2 | 回線3 |
ギガライト(1G) 3218円 みんなドコモ割 -1080円 |
ギガライト(3G) 4298円 みんなドコモ割 -1080円 |
ギガライト(7G) 3218円 みんなドコモ割 -1080円 |
計 2138円 | 計 3218円 | 計 5378円 |
家族割(みんなドコモ割)がかなり大きいです。
docomo withが機種限定で1500円引きなのに対してみんなドコモ割は機種限定せず1000円割引ですからね。
3人以上から1000円の最大割引額になるので、3人以上だと新料金の方がお得感あり。
新旧料金比較まとめと端末代金割引廃止の影響
新旧料金比較をしましたが、docomo withありなら全体的に旧プランが安いけど、ドコモウィズじゃなければ(iPhoneとか)新料金プランの方が安いかもしれません。
ポイント
- 家族3人ならベーシックパックよりベーシックシェアパック
- docomo withがかなり安い
- 3人以上なら家族割の恩恵が大きい
新旧どちらがお得かは人によるのでシミュレーションがおすすめ
docomo withはやはり強いですね。ただ、新旧どちらが安いかは家族構成や使うデータ容量によって全然違います。
機種変更や料金プランを変更する場合はシミュレーションがおすすめです。
▼公式サイトからシミュレーションできます▼